職員募集

入職したころは、息子はまだ小学生でした。我が子の子育てをしながら働くことは、不安でしたが、子育て中の職員仲間がたくさんいて、時には相談に乗ってもらうこともあり仲間同士助け合いながら、気付けばあいう園で8年目を迎えていました。息子の参観日、面談、音楽会などの学校行事の日には勤務を休むこともでき、我が子の成長もしっかり見守ることができました。

あいう園の魅力は、何といっても子ども中心の保育です。どんな小さなことも、子どもにとってどうかを考え、決して無理強いしたり、大人の思い通りに子どもを動かそうとしないところが素敵なところです。もちろん大変なこともたくさんあります。頭をひねって悩むこともあります。それでも、私はいつもこう考えています。悩んだ分だけきっと私も子どもたちと一緒に成長している・・・これからも、あいう園でたくさんの可愛い子どもたちと出会うのを楽しみにしています。

養成校を出てはじめて就職したのが、あいう園でした。入職してしばらくは、失敗することもあり、同僚に迷惑をかけてしまうこともありました。そんな時も、一緒に働いている皆さんが助けてくれました。6年目の今でも苦手な業務もありますが、私が困っている時には声を掛けてくれ、手伝ってくれるあたたかい職場です。

あいう園は、自然とたくさん関わり、外あそびをたくさんします。昔あそびとしてけん玉やコマなどもします。子どもたちと一緒に過ごすうちに、私も虫に詳しくなりましたし、コマも回せるようになりました。

もうひとつの魅力は、給食です。とてもおいしいので、子どもたちはもちろんのこと私たち大人も、もりもりおかわりをしています。

たくさん外の空気を吸って、自然の中で過ごし、おいしいご飯を食べ、自分自身も健康で丈夫になれました。

これからの目標は、ピアノを練習して子どもたちとリズム表現を楽しみたいです。

はじめてあいう園で保育に入った時は、カルチャーショックでした。子どもたちが自由で、その自由を保育士がしっかり認め、寄り添っている。

子ども主体。言葉では理解していましたが、ここに来て子ども主体の保育の本当の意味が理解できたような気がしました。大人の思い通りに子どもを動かしている時、実は子どもだけではなく、大人も苦しかったんだ・・・と気付きました。子どもたちの興味、意欲に寄り添って暮らすことで、信頼関係も深まるように思います。一方で大変な部分もあります。0歳児から布パンツで過ごすため、洗い物などの水仕事が多く、手荒れも頻繁です。でもパンツを替えてあげるたびに、その子と一対一で触れ合えるので、子ども理解にもつながっています。

プライベートでは、小学生と保育園に通う子どもの母親です。子育てしながら働くことに不安もありましたが、面接のときに言っていただいた、「ご自分のお子さんも大事にしてあげてください。何かある時にはお休みして側にいてあげて」の言葉に支えられ、元気に働くことができています。数年後、同僚が私と同じ立場になった時は、私も同じことを言ってあげたいと思っています。